出張型病児保育を宇都宮にも・・・

先日、子供部屋とリビングの本棚を整理して出てきた大量の(我が家にとっての)いらなくなった本。

手前にあるのは、紙ゴミとして資源物回収の日に出した。
奥にある紙袋4つ分は、まだ読めるものとして、どうしようかと残しておいたもの。

そのうち、赤ちゃん向けは、0歳児の育児真っ盛りの友達用に取り分けて、来週お届け予定。
小学男児向けヒーローものは、先日知り合った東北の方に発送。
そして残りの幼児向けの(ヒーローと関係ない)絵本など紙袋2つ分は、某NPOの理事の方にお渡しした。

来年度から寄付本事業を始めるらしい。

「何かほしい本ありますか?」と聞いたら、
NPOの設立のしかたとか、NPOの運営に関する本がほしいとのこと。

そういえば、病児保育で有名なNPO・フローレンス代表の駒崎弘樹さんの本をKindle内積ん読してたなー、と帰宅してから気づいた。

「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫) | 駒崎 弘樹 | 本 | Amazon.co.jp

さっそく帰宅後に読破。
軽い小説タッチの文章で読みやすく、スラスラと読み終わってしまった。
まったく固い本ではないので、色んな方に気軽に読んでもらえそう。

個人的には、「病児保育の施設を作りたい」という手段がダメになったときに、「病児保育問題を解決したい」という目的すら見失いかけてた、
が、本来の目的に立ち返って、手段を考え直して今のフローレンス設立に至ったという経緯が心に残った。
自分も目的と手段を履き違えて、手段がダメになると目的そのものを見失うということが多い。
仕事に関して言うと、手段そのものが目的になっちゃうことは、しばしばある。
そもそも「何のため?」はホント大事。

特に旦那が海外に単身赴任してから、子供達が病気になったときのやりくりについては、自分も苦労した。
そうでなくとも、会社は祝日関係なく月~金が稼働日。会社が会社の近くの会議室を借りて、祝日保育を用意してくれてはいたが、対象は未就学児まで。すでに小学校に上がっていた長男は対象外。
長男の預け先がないので、祝日に会社を休むと、それだけで毎年約10日の有休がなくなる。

それにくわえて、小学校の参観日、PTA活動、保育園の参観日・・・。
現時点では半休制度がないので、半日分の予定のためにまるっと1日分の有休を消費せざるを得ない。

毎日、保育園と学童の開所時間中に送迎をしなくてはならないので、残業なんて全然たまらない。
半日分の予定で遅出や早退してマイナス残業(8時間未満の勤務)になったら、月末までに取り返せない。

どうしても月末にマイナスのまま終わりそうな月は、近所に住む友人に子供達のお迎えをお願いして残業した。
子供たちは夕飯を食べさせてもらうのみならず、お風呂まで入れてもらって、自分が子供達を迎えに行ったら夕飯が出てきたときには涙がちょちょぎれるほどありがたくて、嫁つき男性って毎日こうなのか・・・と真剣に「嫁がほしい」と思った。

ある年には、長男がインフルエンザにかかり、やっと治癒証明をもらって明日から会社に行ける!と思ったその日の夜に、今度は二男が発熱。
どうにもこうにも有休も看護休暇も足らなくて、広島から実母を呼び寄せたこともある。

「病児保育」に頼ろうかと思ったことはあったが、宇都宮市で(市から認定を受けて)病児保育を行っている施設は4箇所のみ(一日あたりの定員は計21人)。
うちから一番近いところでも、会社とは逆方向。
保育時間は午前8時から午後6時まで(施設によっては午前8時半から)
開所時間中に送迎してたら、マイナス残業になることは必至。前述のようにマイナス残業になることだけは絶対に避けたい。
マイナス残業がかさめば、トータル8時間で1日の欠勤扱いになり、欠勤日が年間5日を超えると、自動的に評価は下がる。
病児保育に預けるよりは、遠方の実家に頼る方がまだマシという状況だった。

そんな唯一の頼みの綱の実家も、祖母の介護が必要になり、おいそれとは頼れなくなってしまった。

幸いなことに、子供たちは年齢を重ねるごとに丈夫になり、ここ3年くらいはインフルエンザにかかってない。けど、毎年、インフルエンザの流行期は、いつかかるかとビクビクもんだった。かかってもいいから、せめていっぺんにお願いしますと、願掛けしたりもした。

小学校に上がるころにはだいぶ病気の頻度も減るけど、保育園に入ったばかりはひどかった。
長男も二男も保育園に入ってすぐに水疱瘡にかかって、イキナリ一週間の出席停止。
1歳まで温室育ちだった長男は、保育園入園後の最初の1年は毎月小児科に行ってた。二男は長男が保育園から持ち帰ってくる病原菌で耐性がついていたのか、そこまでではなかったかな。

当時はまだ旦那がいて、祝日対応はお任せしてたので、子供達の看護で有休を使っても足りてたけど、二人とも保育園児だったときに片親生活が始まってたら、病気の看護はどうしてただろうな~と思うと、成り立たなかったと思う。
(小学校に上がったら上がったで、体が丈夫になって看護の必要がなくなった分以上に、参観日とPTA活動でもっと有休減るんだけどさ・・・)

宇都宮の病児保育もまだまだ心もとない。

・・・と、プラプラFacebookを徘徊していたら、ナント宇都宮でもフローレンスのような病児保育を事業を始めようとする人たちがいました。
出張型病児保育リスマイリー!を設立する会!
こちらは、「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫) | 駒崎 弘樹 | 本 | Amazon.co.jpの巻末の「日本の主なソーシャルビジネスリスト」にも載っているNPO法人ノーベルの宇都宮支店(仮)を出したい!という方々です。

(後日、追記)
クラウドファウンディングで設立資金を募ってらっしゃいます。
働くお母さんの味方!訪問型病児保育を宇都宮市ではじめます!(斎藤 幸一(アップライジング 代表)) – READYFOR (レディーフォー) 

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