なぜ糖質制限でさまざまな不定愁訴が改善するのか

夕方、テレビでご飯を美味しく食べる方法を紹介する番組を見ていて、旦那から「なんでママは、ご飯やパンを食べちゃダメなの?」と聞かれたので、おさらい。

結論からいうと、糖質制限をすることで、弱った副腎の機能が正常化して、不定愁訴の原因になっているホルモン分泌の減少が改善するから。

副腎とは、腎臓の上にちょこんと乗ってる三角形の小さな臓器で、体の機能を保つためのさまざまなホルモンを分泌する内分泌腺。
副腎から分泌されるホルモンの働きは、血圧コントロール、血糖コントロール、免疫力コントロール、炎症を抑える…などなど。

ホルモン(内分泌)のしくみとはたらき(ほるもんないぶんぴつのしくみとはたらき)とは – コトバンク
表「おもなホルモンとはたらき(1)」

その副腎と糖質制限がどう関係するかというと、

いわゆる白いもの(精製されたお砂糖、白米、小麦粉)を食べて、血糖値が急激に上がる
→血糖値を下げようとして、すい臓からインスリンが分泌される
→血糖値が下がる…が、下がり過ぎちゃう
→今度は、血糖値を上げようとして(肝臓の糖新生を促そうとして)、副腎からコルチゾールが分泌される

これが繰り返されるうちに、ホルモンを出す臓器が疲れ果ててうまく働かなくなる。
すい臓なら高血糖、副腎なら低血糖になる。

上記のように、副腎は血糖値コントロール以外にも色んな機能のホルモンを分泌しているので、副腎が弱るとさまざまな不定愁訴に悩まされることになる。

それが「副腎疲労症候群」

自分の場合、休職一ヶ月ぐらい前(2014年7月)の症状は、寝れない、疲れがとれない、夕方になるとイライラする(低血糖)。会社を休みがちになった頃は、とにかく起きれない、体が鉛のように重い、ものすごい眠気に襲われる…など。休職を決めるまで半月ぐらいは、有休を使いながら休み休みだったけど、とにかく休んでも休んでも疲れがとれない…盆休みも挟んだけど、全然元気になる兆しがなかったので、諦めて休職。

(後から血液検査で分かったことだけど、その時点で肝臓もスッカスカだった。
たとえ副腎が「血糖値あげて(糖新生して)〜」と発注しても肝臓は在庫切れ状態)

で、なぜ糖質制限が副腎疲労に効くかというと、

まず、糖質制限とは、血糖値の上がりやすい炭水化物や砂糖を控え、代わりに質の良いタンパク質や脂、野菜などを摂ること
(よく聞く話が、糖質制限のつもりで単純にご飯を減らしたら、「余計に調子が悪くなった」ってヤツですが、消費エネルギーより供給エネルギーが少なくなったら、そりゃ元気なくなるわ)

糖質制限は、副腎を弱らせる血糖値の乱高下の最初のキッカケである血糖値の急激な上昇を防止する。
副腎ががんばりすぎる必要はなくなるし、糖質の代わりに副腎で作るホルモンの材料である、タンパク質や脂、ビタミン群を今までよりたくさんいいものを摂るようになるので、弱った副腎機能の回復が早まる。
さらに自分の場合は、血糖が下がり過ぎる方も防止するため、「食事は6時間以上開けない」「(糖質以外の)オヤツを食べる」を医師から言い渡されている。

糖質制限その他、栄養療法を続けたことで、自分の場合は、スッカスカだった肝臓にも栄養が蓄えられてきたので、スタミナも格段にUP。
徒歩3分のコンビニにすら行けなかったのが、新春家族バドミントン大会に1時間半も付き合えるようになった。(2年半かかったけど)

以上、(副腎疲労の原因は、食事内容による血糖値の乱高下だけではないけど)今日は血糖値と副腎の関係を解説してみましたー。(旦那に)

蛇足。
ちなみに、糖質制限で痩せるのは、血糖値が高いまま消費されないと、血液中のブドウ糖が中性脂肪になって全身に蓄えられるからで、血糖値を高くしなければ、(以下略)だからデス。
ただし、前述の通り、ブドウ糖の代わりになるエネルギー源が肝臓に蓄えられてないと余計に元気なくなるし、腎臓が悪い人はタンパク質摂り過ぎちゃダメなんで、できればそういう検査をしてくれて、その人に合ったやり方を教えてくれる専門医に相談してからやってください。

自分の不定愁訴に合った食事改善を手っ取り早く試したいなら、こちらがオススメ。

こっちは未読だけど、なかなか気になるタイトル

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